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出版情報関連ユニオンでは、しごとネットの会を開いています。
以下,ユニオン内メーリングリストの記事をまとめたものです。

しごとネットの会とは

ベテランの方を中心に、こういう風にしごとをしてきたという話を聞いて懇談する会です。
系統的にノウハウをレクチャーしようとするものではありません。
そもそも出版のしごとは、マニュアル化しにくいものです。
話を聞いて、参加者が「出版の心」をうけとり、共有されていくことを望んでいます。
しごとについて、よいつながりが生まれることを願っています。
ざっくばらんでうちとけた会、本の好きな人が、楽しいひとときをすごせる会であることをめざしています。
月1回、開催しています。
予約不要、無料、組合員以外でも参加できます。
メーリングリスト、機関誌 Leap などで案内や報告をしています。

2014年4月の会(2014.4.22) <第55回>

人と日程をうまくおさめられず、しばらくぶりの開催となりました。
しごとネットの会のご案内です。
今回は初めて、かつては「婦人誌」と言っていたジャンルをとりあげます。
転送OKです。

題材:女性向けの雑誌、料理本&健康本の編集
日時:4月22日(火)18:30〜
場所:出版労連本部B会議室
語り手:黒坂潔氏(主婦と生活社編集部)

黒坂さんは、長く主婦と生活社を代表する月刊誌『すてきな奥さん』の編集に携わられました。
さらに『美しい部屋』や料理編集部をへて、近年は健康医学編集部、ライフ・プラス編集部で、血圧・血糖値、コレステロールや糖尿病、腰痛・膝痛、痛風……に関する本を担当されています。
また、雑誌『NHKためしてガッテン』の本誌や臨増の編集にかかわっておられました。
どのように編集、誌面づくりをされているのでしょうか。そのエッセンスを伺います。
そして、インターネットの発達によって難しい問題も生じている、そんなこともふくめて懇談します。

(しごとネット部 S)

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2014年1月の会(2014.1.20) <第54回>

国会の会期末から年の瀬となり、日程が入らないで来ました。
年明け1月のご案内となります。

題材:翻訳書の編集、翻訳のしごと
日時:2014年1月20日(月)18:30〜
場所:出版労連本部B会議室
語り手:牧原勝志さん

翻訳書をとりあげるのは、初めてです。
どうやって企画が決まっていくのでしょうか。
著者・訳者と二面の対応が必要で、編集・校正でも日本語で書かれたものと違いがあり、印税も二つがかぶります。

牧原さんは、東京創元社で長く翻訳書の編集にたずさわられました。
しかし、止めざるを得ない事情が発生してユニオンに加入し、就職をめざして刻苦・努力されましたが、年齢の壁が大きいこともあって果たせませんでした。
結果、バイトをしながら翻訳者を業とする道を選択し、ネッツに移籍され、最近『予期せぬ結末1・2』の翻訳書を出されました(ペンネーム:植草昌実)。
この牧原さんの、翻訳書編集者から翻訳者への道のりについてのお話しを伺い、その世界をめぐって懇談します。

(しごとネット部 S)

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2013年10月の会(2013.7.12) <第53回>

今期最初のしごとネットの会のご案内です。
今回は、珍しく教材の編集をとりあげます。
語り手の菊池さんは、教材業界全般についても詳しい方です。

題材:小学校理科の教材の編集
日時:10月30日(水)18:30〜
場所:出版労連本部B会議室
語り手:菊池威さん(教育同人社)


以下、菊池さんご自身のメッセージです。
転送歓迎です。
・・・・・・・
小学校や中学校で使用されている図書教材の編集の仕事について、小学校の理科の教材を中心にお話ししたいと思います。
図書教材は、市販の学習参考書や問題集と違って、書店では販売しておらず、教材店(代理店)を通して学校に販売されています。
よって、余り見る機会が無いかもしれませんが、どの学校でも算数や国語(特に計算や漢字)のドリルや国語・算数・理科・社会のテストは使用しているはずなので、小学校のお子さんのいる方は、お子さんに尋ねていただけると、実物を見ることができるかと思います。

参考までに、下記のHPをご覧下さい。
教育同人社
小学校教材
中学校教材
日本図書教材協会(業界団体)

当日は、教材の実物も使いながら、図書教材業界の説明、編集業務(仕事の中身や苦労したこと、失敗したことなど)、編集プロダクションや外部の執筆者や校正者との関わりなどについて、お話したいと思います。
出版・編集といっても、一般の書籍とは異なることも多いと思いますので、その辺のことをご指摘いただけると、こちらも助かります。
・・・・・・・

(しごとネット部 S)

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2013年7月の会(2013.7.12) <第53回>

しごとネットの会のご案内です。
4月、5月と語り手をお願いする方との連絡に齟齬があったりして開催できませんでした。
(当人の都合と、組合のスケジュール、会議室の空きがそろうのは結構難しいところがあります。)
6月は例年、出版研究集会の分科会が目白押しでありますので、休みにしています。

というわけで、次回は、
7月12日(金)18:30〜、出版労連本部会議室で、
初めて「専門紙とそのしごと」(仮)を題材に、武田学さん、塩月鉄さん(繊研新聞)のお話しを聞いて懇談します。
『繊研新聞』は、日刊の、繊維・ファッションを対象とした、評価の高い業界・専門紙です。追って少し具体的に内容をお知らせします。

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次回の具体的なご案内です。

題材:専門紙とそのしごと
日時:7月12日(金)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:塩月鉄さん、武田学さん(繊研新聞)

『繊研新聞』は、ファッション、アパレル、繊維等の業界を代表する日刊専門紙です。
東京本社のほか、大阪・京都・名古屋に支社、九州・上海・パリに支局をもっています。
業界について、デザイン、製造から販売までをカバーしていますが、近年はやや流通面のウエイトが高くなっているとのことです。
やはり、インターネットの影響はあり、速報性も要求されるなかで、現場取材にもとづく専門性をどう生かして伝えていくかなど、難しい状況もあるようです。
繊研新聞の状況を伺い、現場記者の実際のしごとのありさまを聞いて懇談します。

(しごとネット部 S)

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2013年3月の会(2013.3.28) <第52回>

テーマ:小さな出版社の営業、大きな出版社の営業―出版営業談義
日時:3月28日(木)18:30〜
場所:出版労連B会議室
語り手:瀬間勉さん(元岩波書店、ぷねうま舎)

 ひさしぶりに、営業の方のお話しです。
瀬間さんは岩波書店に長く勤務され、一貫して営業のしごとをされてきました。
さかのぼれば、1990年代後半に出版労連の書記長を務められるなど、労働組合の活動もされました。

 退職後、昨年、岩波書店の元同僚・編集者とぷねうま舎を立ち上げ、その営業の骨格をつくられました。
そこでは、どんなことをされたのでしょうか、伺います。また、岩波書店の営業についてもお答えいただけると思います。
おおいに出版の営業について語りましょう。

 ぷねうま舎が出版社か,紹介しておきます。
最近の刊行は、
竹下政孝『イスラームを知る 四つの扉』、
小川国夫『ヨレハ記』、
村山盛忠『パレスチナ問題とキリスト教』
です。宗教哲学、思想が中心で、月1冊程度です。
昨年8月刊の、富岡多恵子『ト書集』も知られています。
ホームページ参照

(しごとネット部 S)

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2013年1月の会(2013.2.1) <第51回>

 本年もよろしくお願いします。
 雪の成人式となりました。
遅くなりましたが、しごとネットの会1月のご案内です(会議室の都合で2月にはみだしました)。
若いかたは『暮しの手帖』をよく知らないとも思われますが、語り手は、アナログ的な雑誌づくりを知らない若い人に多く来てもらいたいと仰っています。

題材:「暮しの手帖」の過去・現在
日時:2月1日(金)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:岸上明彦さん(暮しの手帖社、出版ユニオン合同支部)

『暮しの手帖』(創刊時は『美しい暮しの手帖』)は、編集者の花森安治の名とともに一世を風靡しました。
高度成長期、使う人の立場から、家電製品等の商品テストを行って良難を忌憚なく記し、広く読者に迎えられました。
そして、会社の運営も個性的なものであったようです。
大きく時代は変わりました。会社を「近代化」するために組合が活動した経緯もあります。
しかし、今も『暮しの手帖』は一切広告を掲載せず、かつての趣きも残しながら刊行をつづけています。
その雑誌制作の内実はどうなっているのでしょうか。これからどうなるのでしょう。興味深いものがあります。
読者としての感想もあるでしょう。お話しを聞き、懇談しませんか。

(しごとネット部 S)

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2012年12月の会(2012.12.2) <第50回>

 師走となりました。
しごとネットの会は今月で、通算50回となります。

 今回は電子書籍はどうなっているのか、これからどうなるのか、出版社で電子書籍のしごとをしている方にお話しを聞いて質疑・懇談します。
年末ギリギリのところでの開催ですが、貴重な機会です。ご参集ください。

題材:電子書籍の現在とこれから、しごとは紙とどう違うのか
日時:12月26日(水)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:ミスターK(電子書籍担当出版社員)

 これまで“電子書籍元年”が叫ばれた年は何度もありました。
 しかし、楽天kobo、Amazon Kindle、BookLive!(凸版)Lideoと各種専用端末が発売され、AppleのiBookStore上陸も近々といわれる今年が、本当の意味での“元年”かもしれません。

 これら端末が出ることで、今度こそ電子書籍は普及するのでしょうか。
 そして、紙書籍はどうなるのでしょうか。

 今回は“電子書籍製作”に携わる現場の出版社員に、電子書籍市場の現況と今後の見通し、紙と電子の編集・製作の違い、近未来の“電子書籍編集者像”について、感じるところをざっくばらんにお話しいただきます。

(しごとネット部 S)

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2012年11月の会(2012.11.7)

しごとネットの会、うまく都合、日程、場所がおりあわず、11月にずれこんでしまいました。
申し訳ありません。遅れましたが、ご案内です。
今月末、神保町には古本市がたち、土日にはすずらん通りを中心に、ブックフェアが開催されます。
まだ東京堂に行ってない方、ぜひお立ち寄りください。

題材:リニューアルされた東京堂書店
日時:11月7日18:30〜
場所:出版労連A会議室

 神保町すずらん通りの東京堂は、落ち着いて本を探索できる店として長く読書人に親しまれてきました。それが「ブリティッシュ・ダークグリーンのファサードをくぐり『クラシック・モダン』コンセプトの落ち着いた店内」になり(HP)、1・2・3階に喫茶スペースをもうけるなど大改装されました。あわせて、ななめ向かいの「ふくろう店」も女性向け専門店「シェ・モワ」となりました。

 120年以上の歴史をもち、支店を出したことがなかったのに、東中野店、ふじみ野店もオープンされました。代官山蔦屋書店など書店の新しい動きと共通しているようも見えます。

 その意図はどういったものでしょう。現状は、売り上げは・・・行ってみての感想はどうでしょう。取材した方などの話しを聞きながら懇談します。

(しごとネット部 S)

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2012年9月の会(2012.9.28)

暑い日がつづいております。今期第1回、しごとネットの会9月のご案内です。

題材:青年海外協力隊、編集隊員のしごと
日時:9月28日(金)
場所:出版労連A会議室
語り手:小田賢治さん

小田さんは、しごとネットの会の常連参加者。理工書のオーム社に勤めていました(同社組合員でした)が、
30代後半で一念発起、青年海外協力隊、編集隊員に応募し、ヨルダンに2年間滞在しました。
帰国後、株式会社国際協力出版会に勤務し、同社の解散問題がもちあがったときにユニオンに加盟したという経緯です。
ヨルダンというと、ワールドカップ最終予選で同組ですが、それ以外ほとんど知られていないと思われます。
どんな国で、どんな生活をしていたのか、青年海外協力隊はなにをしているのか‥‥
出版のしごとの話しよりも、教養講座にかたむいた内容になるかと推測されますが、聞いて懇談しましょう。

(しごとネット部 S)

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2012年7月の会(2012.7.31)

10周年行事、出版研究集会があってお知らせが遅くなりました。
しごとネットの会7月です。今期最後の会です。
会の常連、ネッツの田村さんのお話しです。

題材:田村義彦の出版漂流記―難破編
日時:7月31日(火)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:田村義彦さん(出版ネッツ)

田村さんは出版のなかでホントにさまざまな経験をされてこられました。
昨年の5月の会は、集英社に入社して『週刊プレイボーイ』の編集部に配属され、
グラビアやレコード紹介ページなどなどを担当されたお話しが中心でした。
今回は要望が強かった、その続編。料理本の編集プロダクションに入り、社長をやらざるをえなくなり、
そして倒産‥‥、その後の「漂流」のありさまをお話しいただく予定です。
聞いて楽しく懇談しましょう。
あつい季節で、当日は田村さんのン拾1歳の誕生日でもありますので、途中からビールなど飲みながらとも考えています(この点未定)。

(しごとネット部 S)

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2012年5月の会(2012.5.8)

5月の会のご案内です。
5月のしごとネットの会は一日6月にくいこんで行います。連休明けになってしまいましたが、ご案内します。
なお、6月は出版研究集会の全体会と分科会が多くありますので、お休みとします。
また、6月は9日のシンポ、パーティや22-24日の沖縄ツアーと、ユニオン結成10周年の行事があります。
ふるってご参加ください。(結成大会は2002年の6月15日でした。)

題材:検定のなかの日本史教科書編集
日時:6月1日(金)18:30〜
場所:出版労連本部B会議室
語り手:寺川徹さん(実教出版)

寺川さんはご承知のとおり、出版労連書記長です。お忙しいなか、引き受けていただきました。
実教出版は多様な高校の教科書を出している会社です。
日本史の教科書は、1980年代から、沖縄戦の記述等についての検定内容が問題とされてきました。
寺川さんは、その編集を長く担当され、現在にいたっています。
実教日本史教科書は、どのように編集委員を決め、どのように内容をつくっているのでしょうか。
検定の実態はどうでしょう、それにたいする出版社側の対応はどのようになされているのでしょうか。
聞いて懇談します。

(しごとネット部 S)

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2012年4月の会(2012.4.16)

4月の会のご案内です。

4月は通例の下旬ではなく、早めになりますので、お知らせしておきます。
いつもとちがう趣向にしました。
題材:『舟を編む』を読む
日時:4月16日(月) 18:30〜
場所:出版労連A会議室
ゲスト:平木靖成さん(広辞苑編集部)、各社の辞典編集部の方々


『舟を編む』は三浦しをんの評判の小説(光文社刊)。
辞書は言葉という大海原を航海するための舟、辞書編集部は言葉の海を照らす灯台の明かりとされています。
舞台は「大渡海」という国語辞典の編集部、主人公はちょっと浮世離れしたそこの編集者です。
恋もふくめた人間模様が描かれますが、国語辞典編集部の仕事のありさまが、かなり細かく書かれてもいます。
さて、ここに描かれている仕事の実態はどの程度本当で、どこがフィクションなのか、主人公とモデルは似ているのかどうか……。
今回は、この本を読んだ感想を出しあいながら、モデルの一人と目されている方をはじめとする辞典編集部の方々を交えて懇談します。
大いに「だべる」趣向です。
(しごとネット部 S)

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2012年3月の会(2012.3.28)

3月の会のご案内です。

ユニオンのなかには、下記の他にもへるす出版、メディックメディアなど医学書の出版社で働いている組合員がいます。
これまで医学書は、医学書院および医学書院OBの方からお話を聞きました。
今回は、中小規模の出版社の方の話を聞きます。
実は、今回お話いただく中山書店の組合員は、東京都労働委員会に申立をしたばかりです。
その意味で、会社と仕事の内容を知っていただくとよいとも思います。

題材:中小医学書出版社のしごと
日時:3月28日(水)18:30〜
場所:出版労連A会議室
話し手:山本敦子さん、櫻岡仁さん(中山書店)


中山書店は1948年創業。岩波書店に勤務していた中山三郎平が起こしました。 『最新整形外科学大系』(全25巻)などの大系やシリーズものを中心とした医学書の出版社で、看護書や生物学などの本も出しています。
出版ユニオンの書記次長としても知られている櫻岡仁さん、山本敦子さんはそこで編集・制作のしごとをしています。その内容はどんなものでしょうか。
ユニオンには、ほかにも中外医学社など、中小規模の医学書出版社で働いているひとが多くいます。
経営の実態はどうでしょう、医学の分野やしごとの手順等の異同はどうなのでしょうか。
交流しながら懇談したいと思います。
(しごとネット部 S)

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2012年2月の会(2012.2.23)

2月のしごとネットの会のご案内です。
今回は「古典芸能」と銘打ちました。
歌舞伎・文楽や日本舞踊を愛好している方もおられるでしょう。
能・狂言との対比もおもしろいと思います。

題材:古典芸能と出版
日時:2月23日(木)18:30〜
場所:出版労連B会議室
語り手:檜書店のみなさん、平石さん・柳内さん・纐纈さん


檜書店のルーツは、1659(万治2)年、350年余り前になります。
出版社発祥の地、京都で創業されました。
版木で印刷され、つくる人と売る人が同じであった江戸時代の歴史を、今も受け継いでいる面もあると思われます。
観世流・金剛流の謡本(うたいぼん)の独占販売を中心に、月刊『観世』の発行、
『まんがで楽しむ能・狂言』といった本をふくむ能楽関連書籍の出版、
能楽の道具の販売をおこなっています。「土蜘蛛」という演目でもちいる紙の蜘蛛の糸なども制作しています。
現在はDVDの需要もふえ、独特の節付けのゴマ点のある謡本も、新たにつくる場合はマックを使用しています。
最古の出版社の一つ、檜書店の歴史と現在を聞いて懇談しましょう。
(しごとネット部 S)

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2012年1月の会(2012.1.26)

押し詰まったところで恐縮ですが、しごとネットの会、新年1月のお知らせです。
今回は、仕事の話を聞くのではなく、レクチャー編です。

よいお年をお迎えください。
お年玉は図書カードで。

テーマ:原価を知ろう
日時:2012年1月26日(木)18:30〜
場所:出版労連B会議室
講師:石川一行氏(前出版技術講座校長、元大修館)

「コスト感覚」をもつことが大切なことは言うまでもないことです。
しかし、意外に無意識のままではないでしょうか。
定価と原価の関係、人件費などはどう関わるのか、すなわち経営総体と個々の出版物の関係はどう考えたらよいのか。原価の各要素はどんな特質を持つのか……。石川さんは、技術講座「原価計算の基礎知識」の講師を何回もつとめてこられました(退職されたので、話を聞けるのは最後かも知れません)。そのエッセンスをかみ砕いたかたちで聞き、質疑応答、懇談したいと思います。職場の方をさそってご参加ください。
(Sat, 24 Dec 2011)
(しごとネット部 S)

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2011年12月の会(2011.12.14)

 12月はお休みと申しましたが、11月30日の会の参加者から強い要望がありまして、平凡社地図出版への「見学会」を下記のとおり行うことにしました。
人数限定の特別バージョンです。

12月14日(水)18:30〜
同社(有楽町線、江戸川橋と護国寺の中間)のある高橋ビル1階集合
11月30日の会に参加されなかった方はホームページをご参照ください。

 30日の会に参加したかったけど、かなわなかった方もOKです。
同日参加されたかたは、重複部分もあると思います。
が、当日は小生の失態で、持参されたMACのパソコンが適合せず、用意されたパワーポイントの画像なしになってしまいましたので、
それを見る、話題になったユーキャンの地図の現物を見る、資料室を見ることはあります。
終了後、「第二会議室」(加賀廣)に移動する予定です。

 ただ、小さな会社ですので、第一会議室の容量、10名程度しか参加できません。
参加希望の方は、恐縮ですが、メールで12月6日(火)の午前までに申し込んでください。
申し込み登録制とさせていただきます。

(しごとネット部 S)

討ち入りの顛末

12月のしごとネットの会は特別バージョン、
14日に限定10人の浪士で、平凡社地図出版に「討ち入り」ました。
内訳は私の他、ユニオン4人、ネッツ3人、単組2人でした。

整然と地図や関連書籍のならぶ間をとおって、奥の「第1会議室」を目指す。
ちょうど10人が入る場所は、「創造の部屋」と書いてある。
飾られている創業(1949年)時のメンバーの写真をもとに、水谷さんから社の歴史の概略を聞いたあとは、現場の方々から直接話しを伺った。

資料室長から新聞の切り抜きと、パソコンに入力したものをプリントアウトした冊子をみせてもらう。
全国紙と各県すべての地方紙から、地名や道路、建造物に関する記事を切り抜き赤線を引く、気が遠くなる作業。
ネットでフォローすることもあるが、やはり紙が速い、どこに記事があるか、すぐわかるとのこと。
相当なデータ量で、これを売って商売できそうな感もある。新聞代も高そうだし・・・。

日本地図担当の方から制作の要点、難しさを聞く。後でパソコンの画面で図を作成しているところを見せてもらう。
何重にもデータをかさねていく細かい作業だが、操作は有線のマウスがいいそうだ。
敏感すぎてもいけない、また無線マウスは重いのでダメとのこと。
みせてもらった、自分がつくられた子ども向けの地図の絵本がおもしろかった。
小さいときから地図に親しみ、社会認識、空間認識をつくるのが肝要か。

世界地図担当の方は、表記の難しさを語られた。
これは、ネッツ校正部会のテーマにもなったことだ。
日本と違って情報の入手が難しいとのこと。南スーダンの国境は、国旗は・・・。
ネットワークが重要で、独自のものをつくっているそうだ。

最後に、黒の点だけで立体的にあらわした東北地方の大地図をみせてもらう。
山、盆地、分水嶺がくっきりで驚嘆。NAGATA氏作、書ける人は日本でごくわずかとのこと。

おみやげに、立派な日本地図、名所地図をいただく。
まったく思いもよらない「おみやげ」をもらって、全員が「第2会議室」(加賀廣)へ。
そこでのことは記憶定かならず・・・長くなって多謝。
水谷さんと平凡社地図出版の方々に感謝、感謝。

(しごとネット部 S)

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2011年11月の会(2011.11.30)

11月の会の案内です。
パソコンからスクリーンに地図を写して話される予定です。

題材:地図をどう提示するか
日時:11月30日(水)18:30〜
場所:出版労連本部A会議室
語り手:水谷一彦さん(平凡社地図出版)


 地図といえば何年かで更新される、国土地理院の定型測量図があります。
 これにたいして、平凡社地図出版が作成しているのは、出版のニーズに応じたさまざまなかたちの「編集地図」です。時には必要なデフォルメもふくんだ、クリエイティブな地図をつくっています。また、独自に最新のデータを備えてもいます。
 平凡社地図出版は、1980年に平凡社の地図制作部門だった日本地図研究所を母体として設立されました。社内には、地図・地名に関する書籍等が整然とならんでおり、歴史を感じさせられます。アナログ時代からの蓄積をいかしつつ、デジタル化のなかで、「最良の表現」「最高の地図制作」(会社案内)をめざして、どのような努力をされているのか。水谷さんは社長ですが、ざっくばらんな性格の方です。
 お話しを伺って懇談します。

(しごとネット部 S)

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2011年10月の会(2011.10.19)

今期第1回のしごとネットの会、下記のとおり開催します。
ひさかたぶりに、カメラマン登場です。ふるってご参加ください。
女性は自分の髪形の参考になることがあるかも知れません?

題材:髪型を撮る
日時:10月19日18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:小笠原麗(うらら)さん(新美容出版写真部)

新美容は1919年創業の老舗美容出版社、髪型の変遷とともに歩んできました。
美容師向けの月刊誌を4誌だしています。『Shinbiyo』が中心ですが、ほかに、医薬部外品、化粧品などを扱うケミカルな内容のものもあります。
小笠原さんは、そこの社員カメラマンです。
人物を撮るわけですが、背景なども全部自分で設定、作成されます。そして、なにに注意してシャッターをおされるのでしょうか。
髪型が変わるとこうも人が違って見えるのか、その七変化…… 作品をみながらお話を伺い、懇談します。

(しごとネット部 S)

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2011年 7月の会(2011.8.4)

しごとネットの会7月のご案内です。
といっても場所等の都合で8月のはじめになります(例年8月は休み)。
今回は久方ぶりに、出版流通のしごとがテーマです。
6月下旬に刊行された、取次支部がつくった「取次パンフ」の合評会をかねて行います。

題材:「取次パンフ」をかこんで、出版流通を語る
日時:8月4日(木)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:ユニオン取次支部の方々

作成になが〜くかかった『現場からみた これが取次だ――出版流通と労働条件の改善をめざして』が完成しました(頒価200円)。
出版産業のなかでの取次の役割と仕事の内容、近年の変化がわかりやすく書かれ、これまで具体的にふれられることがなかった 差別取引の実態、非正規労働者に依存した労働現場のありさまを明示しています。
つくりあげた取次ユニオンのメンバーの苦労話も聞きながら、パンフの不足している点等についての意見も出してもらいつつ、 出版流通の現状と今後について、ざっくばらんに語り合いたいと思います。
流通部門で仕事をされている方、出版流通について知りたいと思っている方……、ぜひご参加ください。

参加無料です。転送歓迎。

(しごとネット部 S)

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2011年 5月の会(2011.4.28)

しごとネットの会5月のご案内です。暖めていた企画を挙行します。

題材:田村義彦の出版漂流記
日時:5月27日(金)18:30〜
場所:出版労連B会議室
語り手:田村義彦氏(出版ネッツ)

田村さんは、1960年代末、集英社に入社『週刊プレイボーイ』などを担当、6年半で退社。
日刊ゲンダイ創刊準備室へ、創刊後数か月で退社。しばらくして、料理本中心の編集プロダクションに参加、
社長が逃げたため経営者になるも、3年ほどで解散。
その後は基本的にフリーで、『イミダス』『すばる』文庫の進行デスクなども担当、1990年代なかばからは完全フリーランス。
という経歴でとても全部は紹介できません。
田村さんのお話を聞くと、広さ、大局観を感じることがありますが、こうした経験のなせるものと思われます。
いろいろ面白い話を聞いて懇談しましょう。
参加無料です。転送歓迎。

(しごとネット部 S)

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2011年 4月の会(2011.4.28)

4月の会のお知らせです。
今年度のしごとネットの会は、時にレクチャー的な内容のものを織り交ぜる方針が確認されています。
4月は、それにもとづいて、少し趣を変えておこないます。

題材:常用漢字表って何、どう変わったの
日時:4月28日(木)18:30〜
場所:出版労連B会議室
講師:ネッツ校正部会のメンバー

昨年の11月末に、19年ぶりに常用漢字表が改定されました。
漢字使用の「目安」ではありますが、官公庁の文章あるいは教科書の検定、教育指導要領などはこれにもとづくことになります。
新聞の表記も動きます。無視することはできません。そして、別に人名漢字、JISコードもあります。
出版に働くものは、常用漢字表のなんたるかを知り、漢字の知識、センスを向上させることが不可欠です。
2月末には、ネッツ校正部会が中心となって、シンポ「新『常用漢字表』にどう対応するか」が開催されました。
その成果をひろげることをふくめて会を設定しました。
しごとネットの会は、シンポより少人数ですので、ざっくばらんに質疑応答しながらすすめられるよさもあると思います。ぜひご参加ください。

参加無料です。転送歓迎。

(しごとネット部 S)

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2011年 3月の会(2011.3.31)

3月の会の日程と語り手をお知らせします。

3月31日(木)18:30〜
出版労連B会議室
Wさん(管理職支部)(シーエムシー出版)

Wさんは出版管理職ユニオン(管理職支部)所属です。
シーエムシー出版は、主に企業等の研究開発担当者、研究者向けの本をつくっています。
『月刊ファインケミカル』『月刊バイオテクノロジー』などの雑誌もだしています。
Wさんは、高額な産業界向けの本をてがけてこられました。
「食、食料」をキーワードに、社会状況をみすえて、なにが考えられるかといった、企画・テーマ設定が大きな位置を占める仕事です。
最近刊行された『スパイス・ハーブの機能と最新応用技術』(ニンニクやウコンのことも含まれている)などをもとに話をされます。

(しごとネット部 S)

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2011年 2月の会(2011.2.3)

寒い日がつづいていますが、春近しです。
しごとネットの会2月のお知らせです。
今回は、趣向をかえて若い方のお話しです。
1月の会で尾島さんが、若い人に出版社起業のすすめをされましたが、
それに応えるかの内容です。

題材:若くして出版社をたちあげる
日時:2月25日(金)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:島田潤一郎さん(夏葉社)


島田さんは30代前半の方、夏葉社(なつはしゃ)をたちあげられ、昨年は『レンブラントの帽子』(バーナード・マラマッド著、小島信夫他訳)と 『昔日の客』(関口良雄、名著復刊)の2冊を刊行されました。いずれも2刷になったそうです。
出版社をたちあげた想い、その苦労はどのようなものでしょう。ほぼ一人で本づくり・販売をされていると思われます。どのようなことをされているのか…… 聞いてみましょう。

(しごとネット部 S)

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2011年 1月の会(2011.1.19)

しごとネットの会1月のお知らせです。

題材:医学雑誌の編集(仮)
日時:1月19日(水)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:尾島茂さん(カイ書林)


尾島さんは医学書院で、総合診療医学誌『JIM』(Journal of Integrated Medicine)と『糖尿病診療マスター』を立ち上げから担当された医学雑誌の編集者です。
『JIM』から派生した「総合診療ブックス」シリーズも出してこられました。
現在は同社を退職してカイ書林を創設され、「日本プライマリ・ケア連合学会誌」を刊行し、「学会誌」の枠組みをこえる試みをされるなど、ひきつづき医学書の出版に携わっておられます。
そうした経験を話し、医学書以外にもつうずる「編集者 温故知新――心得十三か条」を伝えられます。
お話しを聞いて懇談しましょう。

(しごとネット部 S)


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2010年11月 12月の会(2010.12.20)

下記の11月のしごとネットの会、語り手の都合で延期します。
12月の会を予定していた、12月20日(月)出版労連A会議室で行います。
すでに参加の意向をいただいている方もおり、急なことですみません。
転送された方、同僚・友人を誘われた方、連絡をお願いします。

ユニオンメンバーのみなさま
早11月となります。しごとネットの会の案内です。

題材:DVDブックをつくる
日時:11月25日(木) 12月20日(月)18:30〜
場所:出版労連B会議室 出版労連A会議室
語り手:W氏(岩波書店電子出版編集部)


Wさんは、
『オキナワ 沖縄戦と米軍基地から平和を考える』
『ヒロシマ・ナガサキ』
『東京・ゲルニカ・重慶 空襲から平和を考える』
のDVDブック三部作や、
最近刊行されたシリーズ
『日本のドキュメンタリー』(一つの歴史資料です)
の編集を担当されてきました。

普通の本とは違うDVDブック、なにをめざし、どんなことに留意してつくってこられたのでしょう・・・
画像を見ながらお話しいただきます。

(しごとネット部 S)


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2010年10月の会(2010.10.15)

今期第1回、10月のしごとネットの会のお知らせです。
今回は「あの方」の登場です。

題材:国語教材と教育現場をつなぐ
日時:10月15日(金)18:30〜
場所:出版労連B会議室
語り手:三木清樹さん(京都書房)


「京都の三木さん」をご存じの方は多いでしょう。出版労連と ユニオンで長く活動されてきました。が、そのしごとの事はほ とんどの人が知らないのではないでしょうか。

三木さんの勤務先・京都書房は高校向けの国語の教材を出版してい る従業員20人の版元です。三木さんはその営業マン、学校の先生に 「授業で使うからこれを買うように」といってもらうのがしごとで す。いうまでもなく、先生方の意見・要望を編集に伝えることもさ れています。

出張が年間百日以上、今回も首都圏にこられる機会をとらえてお願 いしました。エピソードも数々おもちのはずです。しごとぶりを聞 いて懇談しましょう。

また、京都書房は百人一首、競技カルタをひろめるのに大きな役割 をはたしてきており、三木さんもその一翼を担ってこられました。 その話も聞けるかも知れません。

(しごとネット部 S)

その感想

しごとネットの会、10月は15日に行われました。
京都の三木さんの「国語教材と教育現場をつなぐ」でした。報告でなく、感想を少し。

出張が年間130何日とは、私には全く想像ができません。でも、京都書房が出張に行けない、北海道、沖縄では採択されないわけです。厳しい現実ですね。三木さんがよく営業に行った、埼玉県の某高校の出身者が参加者にいてサプライズ。世の中狭い。

つくっている教材が常軌を逸した安さなのに、みんな一様にびっくり。『新訂国語総覧』は、A5、460余ページ、ほとんどのページが4色、情報がぎっしりで900円。安いからいいというわけでなく、構造に問題ありというのは三木さんの言うとおりでしょう。

でも、見本に持参された本を参加者が「ほしい、ほしい」という事態になってしまった。書店には置いてないとのことで、三木さんが注文をおみやげ?として持って帰ることになってしまった。

11月の会は、25日(木、ワインサロンの前日)18:30分から出版労連B会議室で。
題材は「DVDブックをつくる」(仮)、語り手は渡辺勝之氏(岩波書店電子出版部)です。
追って少し詳しくお知らせします。

(しごとネット部 S)


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2010年7月の会(2010.7.30)

7月(今期最後)のしごとネットの会、30日(金)です。
映像をはさみながらのお話しになる予定です。

題材:復刻版の企画と編集
日時:7月30日(金)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:Yさん(H出版)

H出版は復刻版を柱の一つにしている小出版社。
Yさんはその編集の中心担っている、ユニティ(ユニオンの前身)以来の組合員です。
戦時下に抵抗した雑誌、人間の尊厳を守る活動、あるいは女性問題など、
先駆的でありながら埋もれているものを掘り起こして編集・復刻されています。
ハンセン病に関して、全国の療養所を回って資料を探しだし、
『近現代日本ハンセン病問題資料集成』もつくられました。
当日は、しごとの内容やそこでの出会いを語っていただきますが、
最近は映像も「復刻」されているそうで、一部映像も見せていただく予定です。

(しごとネット部 S)


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2010年6月の会(2010.6.23)

6月の会のご案内です。

題 材:白川静と『白川静読本』
日 時:6月23日(水)18時30分〜
場 所:出版労連B会議室
語り手:O.M さん(平凡社編集部)

白川静は表意文字である漢字研究の泰斗、今年は生誕100年にあたります。『白川静読本』(3月刊、1400円)は、さまざまな分野の47人による「その魅力と魔力の解明」です。冒頭対談は五木寛之+松岡正剛。担当されたO.M さんにその編集の経緯等をうかがいます。
私たち出版にたずさわるものは、漢字にたいする感性を磨く必 要がありますが、その面でも得られるものがありそうです。
なお、O.M さんは平凡社新書の編集も担当されていました。元出版労連副委員長、出版産業対策部長でもあります。

(しごとネット部 S)


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2010年5月の会(2010.5.21)

題  材: 英語教科書の編集
日  時: 5月21日(金)18:30〜
場  所: 出版労連A会議室
語り手: Oさん(三省堂)

Oさんは、ユニオンのサポート支部のメンバー、英語教科書編集の大ベテラン、この3月に最後の「提出」を終えたところです。
教科書編集をテーマにするのは初めてです。題材をどう選ぶのか、何に気を配るのか、検定では何を指示されるのか、「提出」前はなぜ組合活動がほとんどできなくなるほど忙しいのか・・・
門外漢は、ほとんど知らないことばかりです。お話を聞いて懇談しましょう。

(しごとネット部 S)

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2010年2月の会(2010.2.25)

1月はお休みし,1/25のネッツ主催の「校正シンポ」に合流といたしました。
2月は,次のとおりです。

題 材: I さんを囲んで少女コミックを語る会
日 時: 2月25日(木)18:30〜
場 所: 出版労連本部B会議室
語り手: I さん。

内容は、もういちど是非やってほしいという要望が強い、少女コミックの話にしよう と思います。ただ、I さん(元講談社で長く少女コミックを担当し、多くの創 刊誌もかかわる)にまた同じ話をしていただくのも何なので、最初に3人程度の「愛読者」に短く好きな作品とマンガを語っていただき、それを受けて「裏話」などなど編集の実際をお話いただくという構想で考えております。
題して、番外編「少女コミックを語る会」?? うまくいくか?

(しごとネット部 S)

その報告

昨日しごとネットに参加してきました。

別な会議があり終盤戦からの参加だったのですが
少女コミックのほかりぼん、なかよし、少年誌・・・なかにはマニアックなものなど
きっとそれぞれ読んでいる時期は違えども、
みなさん一度は読んだことのあるマンガの話題でもりあがりました。
とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。

参加メンバーもいろいろな方がいらっしゃいました。
はじめてお会いする方もいれば、
おなじみの方、そしてなんと1年ぶりくらいに再会したかたなど(←誰?)
話題はつきませんでした。

印象的だったのは、参加者で若いのに何故か土田よし子の「つる姫じゃぁ〜」をご存知だったり・・・。
参加しないと聞けないマル秘裏話がもりだくさん、そして雑談アリのとても楽しい会でした。

講師の I さんありがとうございました。

きっとこのテーマで第3弾ありの兆しアリ?かもです。
ねっ、Sさん。

こういう会だと気軽に参加できますよね。
みなさんも次回是非参加してくださいね〜。

(北部支部 O)
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2009年12月の会(2009.12.16)

12月の会のご案内をします。
久しぶりに、小売書店の話です。

題 材: 「がんばる小売書店」
日 時: 12月16日(水)18:30〜
場 所: 出版労連本部A会議室
語り手: O さん。

Oさんが店長をつとめるのは、千駄木の「往来堂書店」。20坪ほどの小さな本屋さんですが、「街の本屋の復権」をめざし、取次からの新刊配本にはいっさい頼らず、「棚は管理ではなく、編集するもの」をモットー(往来堂HP)に日々努力されています。〔ネット検索するとたくさん出てきます。〕

「偏り」を恐れず、「なにか、面白い本が読みたいなぁ」と思った時に、私の往来堂に来れば見つかる、そういう店にしたい……というのが O さんの弁です(『リベラルタイム』12月号)。
他に、もっと小さい街場の本屋さんの店長もこられる予定です。お話を聞いて大いに歓談しましょう。
------------
Oさんが店長をつとめる千駄木の「往来堂書店」20坪ほどの小さな本屋さんに行ってみました。
当然多くの本はおけないのですが、棚から独特の雰囲気を醸し出している感じをうけました。(いわく言い難し)
入ったすぐ真ん中は平積み、司馬遼太郎および付随する本と山崎豊子(これは一般的か)。
すぐ左にフェア映画の本(月刊誌の特集の如き)。その先が文庫と新書、文庫はかなり多い。右は「批評・評論」「ルポ・ノンフィクション」「人文・社会科学」の棚で、店の特徴の一つか。コミックの棚は少なく、厳選した感じ・・・
奥に実用書、その手前に児童書(かなりスペースをとっています)・・
仕入れはどうされているのか、読者とのコミュニケーション、サービスにどんな努力されているのか・・・
詳しくは当日に。

(しごとネット部 S)

その報告

千駄木・往来堂のOさんのお話しでしたが、小売書店の方の話でいつも出される大手取次にたいする不満は、珍しくも、ありませんでした。それもそのはず、大手の配本には頼らない、新刊だけに頼らないのをコンセプトにしているからです。(書店の要望を吸い上げるしくみは、ほしいと言っておられましたが)。

ポイントの第一は「発注重視」です。アルバイトのスタッフを10人余りかかえ、それぞれ得意分野と売れ筋の両方をにらむようにし、「常任」のメンバーで会議をし、時間をとって進めておられるようです。たとえば、コミックの棚はこの規模の書店(20坪)としてはかなり小さいですが、極めて偏った特徴ある品揃えになっています。

第二は「棚づくり」。判型やジャンル(「本籍」)にこだわらず、アイディアを生かし、意識的に時々がらっと雰囲気をかえることをされているというのが印象的でした。そして、店として「定番」、ロングセラーをつくっていきたいと願望をのべられていました。

由緒ある、谷中・千駄木・根津の地域活性化にも尽力され、「黒字」経営であるとのこと。日々続く新刊ラッシュ、質の低下、返品増大・・・の出版業界のなかで、なにか進むべき道、一筋の光明がみえたような気もしました。

長くなったので、棚づくりのさまざまなやりとり、万引きの話などなどは省略。

(しごとネット部 S)
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2009年11月の会(2009.11.16)

11月16日(月)18:30〜 
出版労連B会議室です。
11月は「なんとなんと」ネッツ委員長の K さんの登場です。


K さんは 「……フリーライターのK.K.さん……こういう労働問題に主と して関わり、記事を書かれている記者グループが出てきました」 (五十嵐仁・大原社研所長)と評価されている、経済・社会、労働 問題のライターです。 どうやって文章を作成されているのか、その苦労、また仕事を得る ための努力等をうかがって懇談したいと思います。

転送歓迎。組合員でなくても参加OK、無料です。

(しごとネット部 S)

その報告

16日(月)に11月のしごとネットの会「フリーランス記者の仕事」がありました。
講師は K さん、出版ネッツの委員長で、ご存じの方も多いと思います。

K さんは経済・社会、労働問題のライターですが、最初のお仕事は出版とは全く別の分野だったそうです。

ライターとしての最初の大きな(?)仕事は、2001年8月のサンデー毎日に掲載された「えひめ丸」の記事でした。水産高校の実習としてマグロを獲るのだそうですが、その漁獲量を多くするために生徒の安全を考慮していない設計の船であったことから、生徒の犠牲が増えたのではないかと提起した記事です。

これが、その後の K さんのライターとしての方向性を決定した記事とお話しされていました。このえひめ丸沈没事件のルポで週刊金曜日ルポルタージュ大賞優秀賞を受賞されています。

K さんは仕事を受けると、その前提も勉強したくなるそうで、地道な努力の積み重ねで今日の経済・社会、労働問題としての専門家になられたんだなあと尊敬してしまいました。

印象に残ったのは、立場の違う人を動かす記事がよい記事だとおっしゃっていて、どんな人にも「盗人にも3分の理」があるので、それを聞くことが大事だと姿勢です。最近では、シンポジウムのバネリストや講演の仕事も増えてきたとのお話です。

これまでの仕事の取材の話を中心に、取材の裏話も伺いました。京浜ホテルの社長への独占インタビューなどの話や、仕事のこつもいろいろと教えていただきましたが、業務秘密(?)になるかもしれませんので、省略します。参加したメンバーだけの特典とします。興味のある方は、『武富士対言論』『高利金融』などの著書がありますので、ご購入ください。

参加メンバーが少なくて残念でしたが、大変興味深い会でした。
以上、ご報告まで。

(しごとネット部 Y)
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2009年10月の会(2009.10.22)

題材:編集プロダクションで「資格本」をつくる(仮)
日時:10月22日(木)
場所:出版労連本部B会議室
語り手: H さん

新しい期、第一回のしごとネットの会のご案内です。

H さん(通称・H ちゃん)はご存じ、西部支部事務局長です。
But 彼の仕事については知らない方が多いのではないでしょうか。
編集プロダクションで、調理師の資格をとるための・・といった講座、
テキストや問題集などを作成されています。
編集プロダクションの実態、仕事の内容は、出版労連のなかでも
よく知られていません。どんなことになっているのか、どんなこ
とをされているのか・・・聞いて懇談しましょう。

今期もよろしくお願いします。
これまで月末に行うことが多かったですが、
その時期は忙しいという方もおられますので、
第三週を主にしたいと思っています。
こんなテーマ、こんな人をという希望が
ありましたらお伝えください(自薦もOK)。

転送歓迎。組合員でなくても参加OK、無料です。

(しごとネット部 S)
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7月の会(2009.7.10)

題材:出版のユニバーサルデザイン
日時:7月10日(金)
場所:出版労連A会議室
語り手:N. I (D工房)

N さんの近著『五感の力でバリアをこえる』(大日本図書)を読んでいて、「その書名どおり!」と思うことがありました。

全盲のピアニスト辻井さんのバン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝&絶賛です。N さんは学生時代、辻井さんが高校時代を過ごした盲学校に音読ボランティアに行っていたことがあり、これが今の仕事をはじめられることにつながってもいるようです。

日本には「佐藤さん」あるいは「鈴木さん」よりも多い数、色弱の方がいるそうです。そうした方々に理解してもらうためにどんな配慮が必要なのでしょう。大きな文字の本の要請が強くなり、大活字本教科書もつくられるようになっています。また、スウェーデンでは知的障害をもった人のための本をつくる努力がされています。・・・

こうしたことは、現在、前向きに進められていますが、その状況やさまざまな問題点は、まだほとんど知られていないのが実状です。

N さんの日々の努力と経験を伺ってみましょう。なかなか伺う機会が得られない事柄でもあると思います。是非、お誘いあわせの上、ご参加ください。

転送歓迎。組合員でなくても参加OK、無料です。

(しごとネット部 S)
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5月の会(2009.5.20)

題材:レイアウト30数年
日時:2009年5月20日(水)18:30〜
場所:出版労連A会議室
語り手:M さん(出版ネッツ、レイアウト・デザイナー)


M さんは、某週刊誌の専属などをふくめて長くデザイン・レイアウトの仕事をされてきたネッツの組合員です。会社からの帰路、夜遅く地下鉄の階段をおりていくと、下からあがってくるM さんに出会うこともある、といった仕事ぶりです。

純粋に紙でのレイアウトからはじめ、ハードの度重なる変化とともに歩み、現在はパソコンでデータの作成をふくめてやっておられます。その変遷の歴史、どんな問題が生じているかは興味深いものがあります。同時に「本質的にはデザインやレイアウトは機械がするものではない」ので、変化を通してこそ、「本質」が自ずからみえてくるかも知れません。

(しごとネット部 S)
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4月の会(2009.4.20)

写真の「現物」を見ながら、お話しを聞き歓談しましょう。

日時:2009年4月20日(月)18:30〜
場所:出版労連会議室A
題材:写真室の仕事
話し手:I さん


I さんはS労組OB、現在はネッツに所属されているカメラマンです。出版労連技術講座の写真の講座の講師を何回かつとめられました。今回は技術のレクチャーではなく、かつて会社でどんな仕事をされてきたか、週刊誌の料理ページの写真撮影などなどその多面的な内容を伺って懇談します。この会はノウハウの伝授を目的にしてはいませんが、自ずと直接役に立つ話を聞けるかも知れません。

その報告

20日(月)に「しごとネット」がありました。

講師は、元S社の I さん。現在はネッツに所属されているカメラマンです。I さんは文系の大学ご出身ですが、大学の写真部で腕を磨いてS社へ入社され、退職されるまでの37年とその後現在までの約10年、カメラマンとして第一線でお仕事をされています。

I さんが今まで撮られた写真が掲載されたページや本、4×6のポジフィルムなどを見せていただきながら、お仕事の話や、S社で組合にかかわったお話などを伺いました。

私は雑誌の料理の写真はスタイリストが構成を考えるのかと思っていたのですが、I さんは料理やグラスなどの配置や光線まで考えて撮っているそうです。美味しく見せるための工夫や苦労なども伺いました。また、受講者の方から、最近の料理の写真は料理全体を見せるのではなく、ピンポイントで料理を撮っているので美味しそうではないという話も出ていました(今度、そういう視点で雑誌を見てください)。

また、雑誌に掲載する1枚の肖像写真のバックには、何十枚の肖像写真があることも、実際に撮られた写真をもとにお話していただきました。対談などで人物を撮るときには、フラッシュを使用しないと自然な感じになるということ、背景はシンプルにすることがコツだそうです。

20年以上も前に撮られた写真についても細かく覚えておられるので、プロとしての意識の高さに感銘を受けました。

とても有意義な学習会でした。

次回は、5月20日(水)出版労連会議室は、週刊誌などのレイアウトなどを担当されていたネッツのデザイナーのMさんが、デザインのお話をしてくださいます。活版から写植、DTPへと変わってきたお話や、レイアウトをするうえでのコツなどをお話いただけるかもしれません。

(しごとネット部 Y)
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2月の会(2009.2.27)

題材:理工書の編集
日時:2009年2月27日(金)18:30〜
場所:出版労連本部A会議室
話し手:Yさん(R社編集部)


Yさんは編集一筋40年、65歳で定年は過ぎておられますが、今年で終わり・・と言いながら、「社長に頼まれて」契約を更新して現在にいたっておられます。
R社は、『(JISにもとづく)機械設計製図便覧』など、版・刷を多く重ねた本をたくさんもっています。しかし、医学書に手をだして失敗した経緯があり(医学書編集も経験されました)、Yさんはそのなかで出版理念の大切さを身をもって感じてこられています。ご自身が携わった仕事のことだけでなく、理工書をこえて、専門書出版社にとっての出版理念についても語っていただけるのではないかと思います。
転送歓迎
組合員でなくても参加OK、無料です。

その報告

2月27日(金)に、1月につづいて雨のなかで開催された会の報告をします。

R社編集部のYさんは、これまでで一番詳しいレジメと、思いの丈をつづった文章を用意されました。困難を承知で以下に要約します。

核となっていたのは、「通常出版」と「志(こころざし)出版」の対比で、自社の2冊の本を例にあげながら話されました。それぞれを簡単に解説するのは難しいですが、私なりの解釈では、その会社の出版理念を最大限大切にした本が「志出版」でしょうか。角度をかえると、初版で採算をとろうとするのが、「通常出版」、R社の伝統にのっとって重版を重ねる本が「志出版」といえるかもしれません。その「志出版」の難しさと苦労も語られました。含蓄のあるお話しで、「ノウハウを伝授するのでなく、出版の心を伝え、共有しよう」という、しごとネットの目的にそった内容になりました。Yさんありがとうございました。(参加17名)

3月の会は今週中にはご案内したいと思っていますが、春闘中で日程と場所を確保するのが難しい面もあり、4月にずれこむかも知れません。また、こんな人の話が聞きたいということがありましたら、下記あるいは、Yさん(北部・中山書店)までお伝えください。

(しごとネット部 S)
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1月の会(2009.1.28)

日時:2009年1月28日(水)
場所:出版労連本部A会議室
題材:教材編集の仕事
話し手:Tさん(N社・教材編集部)


Tさんは、中央執行委員であり、教材会社の労働組合は出版労連のなかで大きな位置を占めています。が、いったいどんな仕事をされているのか、あまり知られていないのではないでしょうか。Tさんは国語の担当です。日常の仕事をお話しいただくと同時に、学校直販という独特の形態のこと等をふくめて、教材全般のことについても少し広げて懇談できたらと思っています。
おりしも、明治図書で教材の編集をされていたYさん,Tさん(北部支部)が解雇争議をたたかっています。その理解の一助にもなると思われます。

その報告

1月の会は先週水曜日1月28日におこなわれ、教材編集(小学校国語・学校直販)をされているN社のTさんのお話しを聞いて懇談しました。

私は知らなかったこと、「ふーん」「へぇー」と思うことが多かったのが感想です。直販教材の実態が初めてよく分かりました。仕事柄漢字の書体・デザインの違いには気をつけているのですが、平仮名にも、付く・付かない、はねる・はねないの相違があり、使い分けしなければならないというのは知りませんでした。
やはり、似ざるを得ないなかでどう差異をつけて出すかという状態のようで、右へならえ体質もあって、猫の写真の表紙のものが人気だと、それが増え、かわいい猫ちゃん探し・・・という面白い話もありました。
問題作成に際しては、子どもが問題の意味を正確に理解できるかどうかに最大の注意を払うというのが印象に残りました。

(しごとネット部 S)
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11月の会(2008.11.27)

2008年11月27日(木)18:30〜 出版労連B会議室
題材:少女コミックの編集
話し手:I さん(K社OB)


I さんは、ユニオン結成前からのサポートのメンバーです。K社では、『なかよし』を皮切りに、『少女フレンド』の創刊、『別冊少女フレンド』の分立、『ヤングレディ』の漫画部門立ち上げ・・・と20年余り、少女コミックの編集にたずさわってこられました。
創刊誌に多くかかわったのも大きな特徴です。男性の担当は難しいと先輩から言われたそうですが、なぜどう難しいのか、マンガ家との関係はどのようなものか、興味深い話が聞けそうです。

なお、12月は、ネッツのデザイナーの方ができなくなった事情もあり、今年は26日が仕事納めになって、日程が入りにくいためお休みとします。1月の会については追ってご連絡します。

(しごとネット部 S)
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10月の会(2008.10.29)

今月の会は

日時:2008年10月29日(水)18:30〜
場所:出版労連A会議室
題材:I 社の校正
話し手:S さん(I 社)


Sさんが,『網野善彦著作集』の校正のしごとを具体的にお話しされます。漢字やルビのやや細かい事にも及ぶことになりそうです。口頭だけでは分かりにくいので、版面のコピーなどを資料として若干用意される予定です。

(しごとネット部 S)
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9月の会(2008.9.29)

9月になり、新しい期のはじまりです。
しごとネットの会、第1回のお知らせをいたします。

題材:児童書の編集
日時:2008年9月29日(月)18:30〜
場所:出版労連本部会議室
話し手:Sさん、I さん(I 社)


今回は児童書出版社・I 社の方のお話しを聞いて懇談します。
自然科学系の子どもの本を担当されているI さんから、『日本の林業』や昆虫そして海辺の生き物の本などについて、Sさんからは、ロングセラーや課題図書に選ばれた絵本、新人画家を起用した絵本、『しゅくだい』『りんごがひとつ』『十二支のおはなし』などについてお話しいただきます。

その報告

雨が降り、労連の地域協議会のある日だったので、くるはずの人が何人かこられないため、いつもよりも少人数と予想して赴きました。ところが、24人と標準の15-20人を上回りました。エディタースクールの講師をされているネッツの方が、受講生を何人かつれてこられたのも新しいことでした。対象が夢のある子どもの本だったこともあるでしょう。I 社のSさん、I さんのざっくばらんで具体的な語り口もフィットし、終わったあと、等しく「楽しかった」「面白かった」との感想があがりました。語り手二人で、絵本と自然科学系の子どもの本をあわせて聞けたのもよかったと思います。
Sさん、I さんありがとうございました。

(しごとネット部 S)

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7月の会(2008.7.14)

取次労働者の仕事
2008年7月14日(月)18:30〜 出版労連A会議室
話し手:ユニオン取次支部の方々


「一口に取次といっても日販・TOHANから中堅取次や、神田村の専門取次まで企業規模には大きな違いがあります。物流の最先端をいく王子流通センターでは労働者はどのような働き方をしているのか、神田村取次ではどのようにして生き残ろうとしているのか。

 読者のもとにすこしでも早く本を届けるために、一人ひとりの労働者はどのような働き方をしているのか、話したいとおもいます。」

 出版のインフラストラクチャーをになう取次ですが、どんな仕事がなされているのか、ほとんど知られていないのではないでしょうか。あまりない機会です。ぜひ多くの方々に聞いていただき、懇談したいと思います。

(しごとネット部 S)
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5月の会(2008.5.26)

しごとネットの会5月例会のご案内です。

「実用書出版の編集現場から」
2008年5月26日(月)18:30〜 出版労連本部会議室
話し手:Hさん(S社)


S社は実用書の出版社として知られていますが、創業期は学参・受験参考書中心だったそうです。転進の理由は?
実用書編集の実際、どんなことをされているのかお話しいただきます。
写真・イラストが多くその処理が大きなウエイトをしめるのでしょう。
その上、近年はCD・DVD−ROM付きのものが多くなっています。
新刊『DVDだからよくわかる!野菜づくり』『DVD「話す力」と
「聞く力」で人生は変わる』(ホントかね)など、どんなものでしょう。
製作は「100%外注」だそうで、編集プロダクション、フリーランス等とのかかわりが大きいわけです。このあたり、ネッツの方が近い位置にあるということです。
私も、Hさんの学生時代の航海の話は聞いたことがありますが、しごとの話を伺うのははじめてです。楽しみです。

(しごとネット部 S)
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4月の会(2008.4.30)

桜の花も次第にひらいてきました。
4月の会の内容が決まりましたのでお知らせします。

2008年4月30日(水)18:30〜 〈メーデー前夜祭!?〉
出版労連A会議室
「仏教書の世界」
話し手:A氏(O社)


日本の出版のルーツを知っていますか。経文を複製して頒布するところにたどりつきます。私も『岩波日本史辞典』等を担当しまして、日本の歴史において仏教のしめる大きさを深く感じています。

仏教書総目録刊行会には140もの会社が参加しており、北部支部・HさんのK社、大阪支部・OさんのT社などが加わっています。O社はその幹事社の一つ、世界で最も権威ある仏典の一大集成『大正新脩大蔵経』の版元で、多くの仏典や単行本を出しています。

とはいっても社員はわずか6名、Oさんは社長です。少し古いメンバーはご存じでしょう、ユニオン結成時は出版労連の中央執行委員(合同労組出身)、ユニオン副委員長でした。社長を引きうけざるをえない事態も小出版社では宿命的につきまとうことです。編集、営業、販路など全般をお話しいただけると思いますが、小版元の経営の苦労話も漏れ出るかも知れません。

(しごとネット部 S)
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3月の会(2008.3.31)

春3月となりました。
今月のしごとネットの会は

2008年3月31日(月)18:30〜
出版労連A会議室
テーマ「小出版社の営業活動」
話し手:Tさん(S社)


Tさんは元K社営業部長、現在はS社の代表です。
S社は、駿河台下交差点の直近にあり、社会運動の資料集など大きなセットや歴史の単行本を出しています。ユニオンでは、Yさんの勤務先・H社と似た版元と思われます。大学や図書館への営業と取次・通常ルートでの営業との話が聞けると思います。こんなことをやっているという話のあとざっくばらんに質疑・懇談といういつものかたちで進めます。やや特殊な面もある出版社なので、他の小出版社の営業担当の方にも来てもらうつもりです。これまで、本づくりの話がほとんどでしたが、今回はちょっと趣向を変えてというところです。
(私は本をつくる職場しか経験がなく、営業方面はやったことがないのです。) 

S社について補足しますと、本づくりでは、Oさんが手伝ったりしています。「人脈」がだいじというのを地でいっているような感じがします。しごとネットの会も「人脈」づくりに役立つ面もあるでしょう。

(しごとネット部 S)
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2月の会(2008.2.27)

しごとネットの会のご案内をします。

テーマ:自費出版の仕事
2008年2月27日(水)18:30〜 出版労連会議室A
話し手:Tさん(K社)


Tさんは、ユニオン書記次長、かつてはK社争議の当事者でした。
現在、同社では第二編集部、書籍編集長です。
お話しの内容は、(1)そもそも自費出版とはどのような業なのか、(2)そのなかでK社の特徴はどのようなものか、(3)実際に担当した本(短歌・俳句が多いかと思われます)について苦労話など、を予定しています。
質疑・懇談中心なのは変わりません。S社にかんする話がでるのも避けられないでしょうね。

(しごとネット部 S)
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1月の会(2008.1.30)

自分の勤務先のことで恐縮ですが、本日『広辞苑』第6版発売で、担当者は事故がなくてほっとしています。私もいつまでたっても、自分が担当した本について、刊行日には「ほっと」します。多くの方が同じおもいでしょう。

1月のしごとネットの会のご案内です。

「広辞苑はなぜ広辞苑なのか」
2008年1月30日(水) 18:30〜 出版労連本部会議室
話し手:Tさん


Tさんは、国語項目を中心に広辞苑の仕事に長年携わってこられた方です。他の国語関係の辞典も担当されました。

系統的に話していただくのはたいへんなので、「広辞苑ものがたり」(小パンフ20ページ)をお配りした上で、Tさんには、エピソード的に1〜2お話しいただく予定です。どうやって新語が選ばれるのか、なぜ「イケメン」でなく「いけ面」なのか等、また広辞苑の職場はたいへん読者からの問い合わせが多いので、その様子を語っていただきます。あとは、質疑・懇談もろもろの話で花を咲かせたいと思っています。

電子化を担当しているWサポート支部メンバーも参加予定です。小生も編者新村出のことは割と(?)知っているので、お答えできることがあるかも知れません。

(しごとネット部 S)
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12月の会(2007.12.26)

しごとネット12月の案内です
テーマは、出版の命ともいえる「紙の話」です。

話し手:I さん(T社)
2007年12月26日(水)18:30〜
出版労連本部会議室


I さんはT社で製作の仕事をずっとされており、紙の選択・差配もやっておられます。出版労連の技術講座の校長先生で、本にかんする知識も豊富です。T社は、ご存じでしょうか、『問題な日本語』などの語学・人文科学書や『大漢和』『ジーニアス』といった辞典で知られていますが、保健体育の教科書のトップシェアをもってもいます。雑誌『体育科教育』『月刊言語』『英語教育』も出しています。

I さんに、多様な本それぞれの、本文用紙の選び方をうかがい、表紙・カバー・見返し・帯(外回り)についても経験を語っていただきます。外回りは選んではいけない紙があり、失敗されたこともあるそうです。紙の決定、注文、所有・・のあり方は社によって違うと思われ、これについてもふれられるでしょう。

時間があれば、酸性紙問題、環境問題などについても話ができるか・・京都支部で課題にあげられている植林もふくめ、このへんは質疑・懇談の流れ次第かと思われます。

(しごとネット部 S)
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11月の会(2007.11.2)

今期最初のしごとネットの会を開催しますので、概要お知らせしておきます。

・医学書の編集・制作に携わって
・話し手:Kさん(I 社 書籍編集部)
・2007年11月2日(金)18:30〜
・出版労連本部B会議室


 Kさんは勤続38年の大ベテラン、B5-2000頁におよぶような医学書を多く担当され、また医学雑誌の編集も経験されています。お話しから、医学書づくりのコンセプトがうかがえると思われます。
 ユニオンオンメンバーには、医学書版元で働く方がかなり多くいます。懇談のなかで、どんな仕事をされているか分かるのではないでしょうか。
 また出版労連規模でみると、賃金・労働条件のすごくよさそうなところがある一方で、中山書店の他にも広川書店や合同労組の中外医学社、へるす出版のように、組合からみて「よくない」会社もたくさんありそうです。医学書の世界ってどうなっているのか……、少し窺えると思われます。

その報告

11月2日のしごとネットの会、話し手・Kさん(I 社)の報告を、私の感想をまじえて、しておきます。

I 社創業者の「I 社社員の心得」が紹介されました。
医師は「業余作家」で「世上一般の商取引と全く異なることをわきまえ、著者に対しては常に最高の礼をつくさねばならない」。

「出版担当社員は外勤が多く、一人の言動が一社の言動を代表する場合が少なくない。……誠実をもって、ことに当たることが肝要であり、いっさいの世辞や追従は有害無益である。特に慎むべきは著者の面前で他社を誹謗することである。他社を誹謗することは自社を誹謗することと同じである。最も恥ずべきことであり、最も愚かなことである。」

今日のI 社のあるのも「なるほど」と思わせる言葉ですね。医学書は、著者も読者もお医者さんの特殊な世界のようですが、お話しを聞いて、企画の決定プロセス、本づくりは、学術書ベースの総合出版社である私の勤務先のものと、ほとんどと同じと思いました。

質疑は、書籍の企画がたてられる力をどう養成するか、大型企画で編集委員と個々の執筆者との関係をどう保って進行するか、定価の決まり方、索引作成の難しさ、などなど多岐にわたりました。

参加者20人のほぼ半分がI 社だったこともあり、編集会議の準備や出すお弁当の値段まで話題にあがり、うち解けた会になりました。Kさんに感謝。

反省点は、あそこなら空いているとたかをくくって、交流会の場所を前もって確保しなかったことです。予定したところが入れず、少し巡って、やむをえず・・・という感じになってしまいました。

(しごとネット部 S)
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第7回「雑誌編集者のしごと 雑誌によってしごとは変わる……?」
 (2007.7.25)

7月25日(水)には、しごとネット主催の学習会があります。
お忙しいとは存じますが、ご都合のつく方はご参加ください。
また、組合員でない方の参加もOKです。
ご興味のありそうな方がいらしたら、ぜひお誘いください!

出版情報関連ユニオン、しごとネット部
みんなでワイワイその道の達人と話そう!
第7回「雑誌編集者のしごと 雑誌によってしごとは変わる……?」

雑誌編集と一言で言っても、雑誌にはいろいろありますよね。
ビジネス、ファッション、ライフスタイル、情報、健康…… 企画って、特集ってどうやって決めてるの?
ライター、デザイナー、カメラマン…… 外部の人の仕事はどこまで?
 編集の仕事はどこまで??
創刊のときって特別なことするの? 休刊って、どう決まるの?
時代も大きく反映する雑誌の世界。知っているようで知らないこと、たくさん質問してください!

●講師:S 氏 
※日経系の雑誌編集を経て、現在は『暮しの手帖』の編集をされています。

2007年7月25日(水)
18.30〜20.00(予定) 出版労連会議室

※どなたでも(組合員でなくてもOK)参加できます!(参加費無料)
※終了後、講師を囲み交流会を予定しています。

※今期のしごとネットの学習会は、今回が最後となります。来期も継続する予定です。
ご希望の学習会テーマを、ぜひユニオンまでお寄せください。

(しごとネット部 T)
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第6回「出版広告、宣伝のこと」
 (2007.6.29)

6月29日(金)には、しごとネット主催の学習会があります。
お忙しいとは存じますが、ご都合のつく方はご参加ください。
また、組合員でない方の参加もOKです。
ご興味のありそうな方がいらしたら、ぜひお誘いください!

出版情報関連ユニオン、しごとネット部
みんなでワイワイその道の達人と話そう!
第6回「出版広告、宣伝のこと」

会社に広告部や宣伝部など、部署として確立されてますか?
中小の出版社では、営業や編集が兼任というところが圧倒的。
そして、だからこそ効率よくしたい、と思ってるはず!
今回は、そんな広告(出稿)、宣伝の話。
講師は岩波書店で広告のしごとをされている、宮本氏です。

「新聞広告のいいデザインってあるの?」
「広告以前、効果のある告知物ってなに?」
などなど、みなさん、きっと疑問がいっぱいでしょう!
たくさん質問してください!

●M氏プロフィール
I 社にて、現在、広告・宣伝のお仕事をされています!

2007年6月29日(金)
18.30〜20.00(予定) 出版労連会議室

※どなたでも(組合員でなくてもOK)参加できます!(参加費無料)
※終了後、講師を囲み交流会を予定しています。

(しごとネット部 T)
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第5回「企画を通すには!? ―企画書? プレゼン? 大事なことは……」
 (2007.5.28)

5月28日(月)は、しごとネット主催の学習会があります。
お忙しいとは存じますが、ご都合のつく方はご参加ください。
また、組合員でない方の参加もOKです。
ご興味のありそうな方がいらしたら、ぜひお誘いください!


出版情報関連ユニオン、しごとネット部
みんなでワイワイその道の達人と話そう!
第5回「企画を通すには!? ―企画書? プレゼン? 大事なことは……」

「みんなどうしてるのか、ぜひ聞いてみたい!」
との要望が多い「企画」について。
しごとネットのアンケートでも、聞いてみたい話、の一番です。
そこで5回めの学習会テーマは「企画」。
編集の仕事をされている方にはもちろん、アイデアやプレゼンテーションなど
いろいろな仕事に関係する話。
自分の会社と比べてみたりして、気になること、聞きたいことなんでも聞いてしまいましょう!

2007年5月28日(月)
講師:T氏
   ※K社で編集一筋! の現役編集者です。

18.30〜20.00(予定) 出版労連会議室(新事務所です!)
※どなたでも(組合員でなくてもOK)参加できます!(参加費無料)
※終了後、講師を囲み交流会を予定しています。

(しごとネット部 T)
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第4回「書店員はやることいっぱい! ―接客、仕入れ、棚づくり……」
 (2007.3.29)

3月29日(木)には、しごとネット主催の学習会があります。
お忙しいとは存じますが、ご都合のつく方はご参加ください。
また、組合員でない方の参加もOKです。
ご興味のありそうな方がいらしたら、ぜひお誘いください!

出版情報関連ユニオン、しごとネット部
みんなでワイワイその道の達人と話そう!
第4回「書店員はやることいっぱい! ―接客、仕入れ、棚づくり……」

「確か、○○というタイトルだったと思うんだけど…」というお客さま。
「どうも〜、来月、こんな新刊出るんですよ…」という出版社の営業。
毎日、取次から山のように届く段ボールの箱。
お客も、出版社も、取次も、その相手をするのは、実はたいへん!?
毎日、やることがいっぱいの書店員。
今回は東京堂書店で働く佐瀬氏に、書店員の仕事のすべて(!?)をお聞きします!

読者の立場でも、編集、営業、制作などなど、仕事の面からも
なんでも、どんどん佐瀬さんに聞いてみましょう!

●S氏プロフィール
T書店にて、現在、新刊担当として活躍中です。

2007年3月29日(木)
18.30〜20.00(予定) 出版労連会議室

※どなたでも(組合員でなくてもOK)参加できます!(参加費無料)
※終了後、講師を囲み交流会を予定しています。

※次回、第5回学習会は5月(場所は出版労連会議室)を予定。
4月はお休みですのでご注意!ただいまテーマを検討中です!

(しごとネット部 T)
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第3回 ビジュアル本はこう作る
 (2007.2.28)

2月28日(水)には、しごとネット主催の学習会があります。
お忙しいとは存じますが、ご都合のつく方はご参加ください。
また、組合員でない方の参加もOKです。
ご興味のありそうな方がいらしたら、ぜひお誘いください!

<出版情報関連ユニオン、しごとネット部>みんなでワイワイその道の達人と話そう!

第3回学習会
ビジュアル本はこう作る
―『太陽』『アニマ』ベテラン雑誌編集者の仕事

図版や画像の入稿をするとき、迷った経験はありませんか?
出力してベストな効果をあげるポジやデータはどれ?
編集者としてのイメージは? 
著者の意向は?
色校チェックのポイントは?
ビジュアルが重視されればされるほど、頭のなかでイメージすることが必要です。
今回は、平凡社の土居秀夫氏を講師にお迎えして、「ビジュアル」についてのお話をとことんお聞きします!

●D氏プロフィール:
平凡社にて雑誌『太陽』『アニマ』や、写真集などの編集を経て、現在は一般書編集部で活躍中です。

2007年2月28日(水)18:30〜20:00/出版労連会議室
※どなたでも(組合員でなくてもOK)参加できます!
※終了後、交流会を予定しています。

なお、次回、第4回学習会は、3月29日(木)、18.30〜20.00(予定)出版労連会議室
テーマは「書店、東京堂で活躍の左瀬氏の仕入れ、棚づくり」(仮題)です。

(しごとネット部 T)
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第2回 人と話す・コミュニケーションをとる―記者の仕事・取材現場から
 (2007.1.31)

1月31日(水)には、しごとネット主催の学習会があります。
お忙しいとは存じますが、ご都合のつく方はご参加ください。
また、組合員でない方の参加もOKです。
ご興味のありそうな方がいらしたら、ぜひお誘いください!

<出版情報関連ユニオン、しごとネット部>みんなでワイワイその道の達人と話そう!
第2回学習会 人と話す・コミュニケーションをとる―記者の仕事・取材現場から

2007年1月31日(水)18:30〜20:00/出版労連会議室
※どなたでも(組合員でなくてもOK)参加できます!
※終了後、交流会を予定しています。

著者に企画の依頼をする。
書店やお得意さまに営業、販促をする。
取引先に少しでも安くしてもらえるよう交渉する。
(わからずやの上司と話をする、団体交渉をする、も含む……!?)
これらに共通すること。
それは「話をする、会話を成り立たせる、コミュニケーションをとる」
どんな仕事をしていても、人と話すことだけは絶対にはずせません。何をどういうふうに話すか、人それぞれの方法がありますよね。
でも「自分の方法ってどうなの?他の人はどうなの?」と思ったりしませんか?
今回は、記者として仕事をされている稲留氏にお話を聞きながら、みんなでワイワイやりましょう! 取材現場で起こったハプニングや、その対処など、ふか〜くツッコミたいと思います!

● I 氏プロフィール: 日経新聞、ブルームバーグを経て、現在、経済誌記者として活躍中です!

(しごとネット部 T)
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第1回 仕事のこだわり「文章チェック」はこうする!
 (2006.11.29)

ユニオンメンバーのみなさま

お疲れさまです! ユニオン、しごとネット部のTです。

今期から新しくできたしごとネット部。なにをするかと言いますと、仕事に関する情報交換、技術向上はもちろん「こんなときどうしたらいいの!?」「ヨソではどうしてるの!?」などなど、みんなの悩みもここで解決しましょうよ! という学習会を開催していきます。

目標は、月に1回の開催。記念すべき第1回目は、11月29日(水)に労連本部で行います。すでにチラシやユニオンサイトでご覧になったかもしれませんが、改めましてご案内いたします。ぜひ、ご参加ください!

みんなでワイワイ、その道の達人と話そう!
第1回 仕事のこだわり「文章チェック」はこうする!

2006年11月29日(水)18:30〜 出版労連会議室

講師:新村恭さん(みなさまご存じ、ユニオン委員長!)

●講師からのメッセージ
私(新村恭)は30年余り岩波書店に在籍し、編集、校正、製作(短期間ですが)の職場で働いてきました(現在は校正部に所属しています)。
出版労連の要職を歴任してきましたが、仕事も一人前にやってきたと自負しています。
今回は、話しが具体的で分かりやすい校正(校閲)の仕事、「文章チェック」を中心に紹介したいと思います。
原稿が手書きから、ワープロになり、その質は確実に落ちています。そのなかで何を心がけてやっているかお話ししたいと思っています。著者に「さすが……」と言われたことも数多くありますが、ミスもたくさんありました・・・。
時間と要望があれば、文章作成の考えもお話ししてもよいかと思っています。

(しごとネット部 T)
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